道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2168人確認し、18人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ117万6072人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の10人(60代男性2人、80代男女4人、90代女性2人、100歳代女性、年代・性別非公表)と札幌市の4人(70代男性、80代男女3人)、旭川市の3人(共に90歳以上男女)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3777人となった。
道は960人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内60人のほか、石狩管内97人、オホーツク管内93人、釧路管内52人、十勝管内36人、空知管内35人、上川管内26人、宗谷管内12人、根室管内8人、桧山管内6人、渡島、後志両管内各3人、日高管内2人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは527人だった。
札幌市は970人、旭川市は104人、函館市は93人、小樽市は41人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽旭川市の旭川赤十字病院(12人感染)▽札幌市の有料老人ホーム(9人感染)▽上川管内の高齢者施設(8人感染)―など計6件発生した。
19日現在の重症は前日から1人減って7人。入院患者の病床利用数は前日から4床減の1118床となり、病床使用率は48・9%に下降した。