道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6173人確認し、36人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を3日連続で下回った。道内の感染者は延べ118万2245人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の20人(20代男性、40代男性、70代男性、80代男女12人、90代女性2人、年代・性別非公表3人)と札幌市の13人(50代女性、60代男性、70代男性2人、80代男女5人、90代男女4人)、旭川市の2人(60代男性、90歳以上女性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3813人となった。
道は3704人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内572人のほか、十勝管内518人、石狩管内388人、オホーツク管内303人、空知管内295人、釧路管内206人、渡島管内179人、上川管内159人、後志管内137人、宗谷管内94人、根室管内62人、日高管内56人、桧山管内31人、留萌管内14人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは690人だった。
札幌市は1655人、旭川市は486人、函館市は211人、小樽市は117人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(8人感染)▽日高管内の高齢者施設(5人感染)▽石狩管内の医療機関(10人感染)―など計28件発生した。
20日現在の重症は前日から1人増えて8人。入院患者の病床利用数は前日から34床増の1152床となり、病床使用率は50・4%と再び50%を超えた。