駐札幌韓国総領事館の裵炳洙(ベ・ビョンス)総領事(56)と洪暎勛(ホン・ヨンフン)副領事(48)は20日、初めて苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長と懇談した。裵氏は「韓国と日本の関係は政治的に冷え込んでいるが、互いに発展することが良いと思う」と述べた。
裵氏は釜山出身で、2020年11月から現職。今年5月に就任した韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領について「韓日関係の大切さを重視している」と紹介した上で、苫小牧と釜山に航路があることに触れ「経済関係を強化したい」と意欲を示した。
岩倉市長は「港と港の関係をもっと深めることにチャレンジしたい」と応じた。