苫小牧市老人クラブ連合会(重本清会長)は21日、岩倉博文市長との懇談会を市民活動センターで開いた。同会は10月に要望書を提出しており、市から受託している公園清掃の問題点について回答を求めた。
同会が指摘した課題の一つで、伸びた雑草が清掃の邪魔になっている点について、市の担当課は「草刈りの回数は増やせない」とした上で、清掃に合わせて草刈り時期を調整するため、クラブ側に連絡をくれるよう依頼した。
また新たに、昨冬の歩道の除雪が不十分だったと指摘し、実態調査と改善を求めた。岩倉市長は「今シーズンは通学路の実態を調べたい」と述べ、結果を踏まえて対策を検討する考えを示した。