ゼロカーボン推進など協議  市と商議所 苫小牧経済会議

ゼロカーボン推進など協議
 市と商議所 苫小牧経済会議
意見を交わす市と商議所

 苫小牧市と苫小牧商工会議所は22日、「苫小牧経済会議」を表町の苫小牧経済センタービルで開き、意見交換した。岩倉博文市長、宮本知治会頭をはじめ両者の幹部計11人が出席し、温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す「ゼロカーボン」の推進や、JR苫小牧駅周辺の再整備について非公開で協議した。

   冒頭、岩倉市長は「経済界と行政が課題解決のためにスクラムを組み、時代や現状認識を共有して市民と企業市民のために頑張りたい」とあいさつ。出席者によると、商議所側は温室効果ガス削減について市に補助を要望し、市は「国や道の予算を見ながら検討している」と説明した。

   そのほか▽駅前活性化▽来春「ゼロゼロ融資」の返済が始まる企業への保険料免除―などで意見を交わした。