苫小牧ライオンズクラブ(LC、伊藤俊子会長)は23日、厚真町の水田で会員たちが収穫した「ななつぼし」を、苫小牧市内のNPO法人で共同学童保育所じゃがいもクラブと、民間シェルターを運営するウィメンズ結に25キロずつ寄贈した。
同LCは毎年、厚真町観光協会の「田んぼのオーナー制度」を利用し、自ら田植えして収穫した米を市民団体などに配る社会貢献活動に取り組んでいる。
この日、市内桜木町のじゃがいもクラブを訪れた伊藤会長は「私たちが秋に稲刈りし、精米してもらったお米をみんなで食べてください」とあいさつ。子どもたちは歌を披露し、感謝の気持ちを伝えた。
同クラブは、冬休みの活動の一環で昼食を作る際の食材に使う予定。苫小牧日新小5年生の飯田千陽さん(10)は「料理して食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。