年の瀬を迎え、苫小牧市若草町の苫小牧郵便局では年賀状の仕分け作業が本格化している。仕分けは20日に始まり、局員とアルバイト総勢40人が郵送する地域別にはがきを振り分け、棚に置く作業に当たっている。
年賀状の8割以上は区分機で郵便番号や住所を読み取るが、文字を判別できないものや手の込んだ装飾が施されたものは、1枚1枚手作業で仕分けしている。
25日も職員らは年賀状の宛先を読み上げながら念入りに確認し、慣れた手つきで郵送地域ごとに分類していた。作業のピークは27日前後といい、昼夜交代制で1月7日ごろまでに約300万枚のはがきを仕分ける。
同局郵便部の大砂慶祐副部長は「元日に一通でも多く届けられるよう、一日も早い投函を」と呼び掛けている。