北海道経済産業局は、10月の百貨店・スーパー、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を発表した。家電大型専門店を除き、百貨店など他の5業態は前年同月を上回り、好調に推移した。
百貨店の販売額は前年同月比9・3%増の145億9900万円となり、8カ月連続で前年を上回った。主力の衣料品が11・7%増と2桁の伸びを見せたほか、飲食料品も4・3%増と堅調に推移。身の回り品も17・7%の大幅増となった。
スーパーの販売額は前年同月比2・6%増の686億4100万円。2カ月連続で前年を上回った。衣料品は0・3%増とほぼ横ばいだったが、主力の飲食料品が2・7%増と全体を引き上げた。身の回り品も5%増だった。
コンビニの販売額・サービス売上高は514億7800万円となり、前年同月比8・3%増。12カ月連続で前年を上回った。
専門量販店では、ドラッグストアの販売額が前年同月比4・1%の238億4500万円。4カ月連続で前年を上回った。ホームセンターも2・9%増の119億500万円となり、6カ月ぶりに前年を上回った。一方、家電大型専門店は1・2%減の116億6800万円にとどまり、4カ月連続で前年を下回った。