苫小牧工業高校の情報技術科は26日、同校で小中学生を対象にしたプログラミング教室を開いた。児童生徒たちは同校の2年生約10人のサポートを受けながらゲーム感覚で、小さな板状のコンピューター「マイクロビット」を使ってプログラミングを体験した。
マイクロビットは約4センチ×5センチの小型コンピューターボード。25個のLED(発光ダイオード)が付いており、パソコンとつないで指示を送ることで好きな文字や形に光らせたり、音楽を流したりできる。
小学生の部には、市内から12人が参加し「じゃんけんゲームを作ろう」と題しプログラミングに挑戦。LEDがパソコンでグー、チョキ、パーの形に点灯するようプログラムを送信した。メロディーを演奏するプログラムも行った。
澄川小4年の藤江音羽さん(10)は「パソコン操作は難しかったけれど(プログラミング後に)ボタンを押したら(自動的に)動いてくれるのが面白い」と夢中だった。