道と札幌市などは29日、新型コロナウイルス感染者を新たに4789人確認し、16人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を12日連続で下回った。道内の感染者は延べ122万6360人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の11人(80代男性2人、90代の女性3人と男性1人、100歳代の男性1人、年代・性別非公表4人)と札幌市の5人(50代男性、70代男性、80代の男女、90代女性)で道内の死者は累計で4029人となった。
道は2218人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地)の内訳は、胆振300人のほか、石狩307人、十勝200人、オホーツク173人、空知171人、釧路124人、渡島88人、上川73人、後志72人、日高51人、宗谷37人、根室36人、桧山35人、留萌3人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは548人だった。
札幌市は1850人、旭川市は285人、函館市は345人、小樽市は91人の感染を確認した。新規クラスター(感染者集団)は根室管内の障害者施設など16件発生した。
29日現在の重症は前日から2人増えて11人。入院患者の病床利用数は前日から48床減の1079床となり、病床使用率は44・8%に下降した。