札幌証券取引所(小池善明理事長)は4日、2023年取引始め恒例の「大発会」を行い、証券会社、上場企業の関係者らが出席。新年の活発な取引を祈願した。
小池理事長は、プロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」を含む複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」が3月、北広島市に開業することについて「北海道全般にとってインパクトになる。経済再始動元年にしたい」とあいさつ。来賓の日ハムの上沢直之投手は「世界一の球場で優勝を目指すことが北海道の元気を生み、経済がよりよい方向に向くと思う」と抱負を述べ「札証の鐘」を3回打った。
日本証券業協会の伊藤博北海道地区協会長=北洋証券社長=は「今年はウサギ年。相場も跳ね上がってほしい」と期待を込め、三本締めを行った。