苫小牧市交通安全協会(伊藤光雄会長)は6日、市内高丘の樽前山神社で交通安全祈願祭を行った。市や苫小牧署など12団体から約40人が出席し、悲惨な交通事故の撲滅へ結束を誓い合った。
宮司が祝詞を奏上後、岩倉博文苫小牧市長ら各団体の代表者が神前に玉串をささげ、無事故を祈った。
伊藤会長は「昨年、苫小牧署管内では2人の尊い命が交通事故で失われた。関係機関・団体と連携を図りながら市民の交通安全に対する意識、関心を一層高める運動を推進していく」と決意を述べた。
同署の上月英司交通官も「昨年も交通事故被害者、加害者の後悔の声を聞いた。悲しい事故が1件も起きないようパトロールなどに努める」と力を込めた。