元交際相手の母親の貯金通帳から現金を引き出して盗んだとして、苫小牧署は5日、住所不定、会社役員山本晋容疑者(47)を窃盗の疑いで再逮捕した。「金の引き出しは、名義人に頼まれたものもある」と一部容疑を否認している。
逮捕容疑は2022年5月から8月にかけ、苫小牧市在住で70代の女性名義の貯金通帳を使用し、同市内と札幌市内のATM(現金自動預払機)から計17回にわたり、現金380万円を引き出し、盗んだ疑い。
同署によると、女性は山本容疑者の元交際相手の母親で、同年9月に元交際相手が同署に相談し、事件が発覚した。
山本容疑者は、同年12月に元交際相手のキャッシュカードを使い、苫小牧市内のATMなどから現金92万円を引き出したとして窃盗容疑で逮捕、起訴されている。