デジタル社会に対応を 苫小牧市議会正副議長新年あいさつ

デジタル社会に対応を 苫小牧市議会正副議長新年あいさつ
新年あいさつを行う板谷議長(左)と小山副議長

 苫小牧市議会の板谷良久議長と小山征三副議長が5日、新年あいさつで苫小牧民報社を訪れた。両氏は市議会の会合で議員オンライン参加を試行するなど、昨年の取り組みを振り返り、デジタル社会に対応した議会運営に意欲を示した。

   板谷議長は、議員の政治倫理基準などを定め、4月から施行する議員政治倫理条例を取り上げ「ハラスメント行為などをしないよう議員は意識を持って行動する必要がある」と強調。また、同月予定の市議選については「投票率が低下傾向にあるが、いろいろな分野から候補者が出てほしい」と期待した。

   小山副議長は「昨年は定例会と臨時会を計8回開き、コロナ禍の制約がある中でも議員の活動機会が増えた」と説明。2月開会の定例会に関しては「住民のためにしっかりと新年度予算の審議をしなければならない」と話した。