共産党道委員会(青山慶二委員長)は6日、札幌市内で「新春党旗びらき」を行い、4月の統一地方選での党勢拡大を誓った。
青山委員長は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題や政治とカネの問題などが続く岸田政権について「自らの保身のため、政権延命のため何でもやる」と批判。2023年は「岸田政権打倒を大きく広げる年」と位置付けた。
統一地方選は「市民と野党の共闘を発展させたい」と強調。目標として「知事選と札幌市長選は共闘での勝利を。道議選では4議席以上を獲得したい」と党勢拡大への意欲を示した。
来賓として出席した市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の川原茂雄共同代表も知事選について触れ「高橋道政を引き継ぐ鈴木道政を止めなくてはならない」とアピール。「2期目を目指す現職と戦うのは大変と思うが、大きな固まりで統一候補を立てて戦う体制をつくっていかなければならない」と野党共闘の必要性を呼び掛けた。