苫小牧市ときわ町の障害児通所支援施設「りあん」は6日、利用する子どもや保護者を対象とした木育イベントをイコロの森(市植苗)で開いた。子どもたちはまき割りや馬そりなどを体験し、冬休みの楽しい思い出をつくった。
「りあん」は日ごろから、子どもが木に親しむ木育活動に力を入れている。イベントでは、4歳から中学1年生までの子ども9人と、保護者やスタッフなど10人が参加した。
イコロの森を拠点に里山保全や自然体験活動などを展開している、NPO法人いぶり自然学校が協力した。同法人は山林の手入れのために馬や羊を飼育しており、子どもたちは動物に干し草を与えたり、馬が引くそりに乗ったりして楽しんだ。
機械を使ったまき割りや、花や松ぼっくりを炭化させる花炭作りにも挑戦。まきを燃やし、焼き芋や焼きマシュマロも作って味わった。