道と札幌市などは9日、新型コロナウイルス感染者を新たに1584人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ126万2323人となった。
死亡したのは道発表の居住地非公表の4人(80代女性、90代女性、年代・性別非公表2人)で、道内の死者は累計で4159人となった。
道は682人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地)の内訳は、胆振管内の44人のほか、石狩管内63人、オホーツク管内52人、渡島管内28人、釧路管内21人、十勝管内19人、空知管内16人、根室管内9人、後志管内4人、桧山、留萌両管内各3人、日高管内2人、上川、宗谷両管内各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは416人だった。
札幌市は722人、旭川市は69人、函館市は75人、小樽市は36人の感染を確認した。
新規クラスター(感染者集団)は、胆振管内の障害者施設(11人感染)と高齢者施設(8人感染)、釧路管内の高齢者施設(10人感染)、小樽市の医療機関(9人感染)、札幌市の介護老人保健施設(6人感染)など計10件発生した。
9日現在の重症は前日と同じ8人。入院患者の病床利用数は前日から3床減の909床となり、病床使用率は37・7%に下降した。