苫小牧地方法人会はこのほど、苫小牧市立中央図書館に図書11点(約10万円相当)を寄贈した。
同会は社会貢献の一環で2010年度に点字用紙、11年度から図書を寄せており、寄贈は14回目。今年度は同館の希望を受け、利用の見込まれる大活字本7点と視覚障害者用のデジタル録音図書4点にした。
大活字本は「眩」(朝井まかて)や「四色の藍」(西條奈加)で、デジタル録音図書は「ハッピー・リタイアメント」(浅田次郎)、「四文字の殺意」(夏樹静子)など。
大沼徹副会長と近藤郁夫事務局長が同館を訪れ「皆さんに読んでもらえれば」と話し、福原功教育長に目録を手渡した。
同会が寄贈した資料の累計は598点、約196万円相当となった。