苫小牧市科学センターは6日、通常の開館時間では利用できない人のために「夜間開館」を行った。145人が来場して工作やプラネタリウムなどを楽しみ、科学に関心を高めた。
午後5時までの開館時間を同8時半まで延長する取り組みで、夏休みと冬休みに年2回行っている。
子どもを連れた家族などが訪れ、触ると静電気が起きる「ビリビリコップ」や、のぞくと物体が増えたように見える不思議な鏡を作った。プラネタリウムでは太陽系の惑星について学べる特別投影を見た。
錦岡小学校4年の松木繭里咲(まりい)さん(10)は「工作が好きだから楽しかった。ビリビリコップ作りでは静電気が起きてびっくりした」と話した。