公開中映画「そして僕は途方に暮れる」  苫小牧ロケ多数

苫小牧でのロケ風景(ハピネットファントム・スタジオ提供)

 三浦大輔監督(47)の新作映画「そして僕は途方に暮れる」の全国公開が13日、始まった。Kis―My―Ft2(キスマイフットツー)の藤ヶ谷太輔さん演じる主人公菅原裕一が、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇。

   三浦監督は苫小牧市出身で勇払小、勇払中、開成中に通った。映画は苫小牧が主なロケ地で、2021年4月に、JR苫小牧駅前や王子製紙苫小牧工場の煙突が見える糸井東大通のはまなす跨(こ)線橋、シネマトーラス(本町)、喫茶ドンドン(表町)などで撮影が行われた。総勢100人以上の市民もエキストラで出演している。

   市内でも13日から、シネマトーラスとディノスシネマズ苫小牧(柳町)で公開中。トーラスは2月中旬ごろまで上映予定、ディノスは未定。両館とも一般1800円。上映時間の問い合わせはシネマトーラス 電話0144(37)8182、ディノスシネマズ苫小牧 電話0144(52)1201。