苫小牧市錦岡の樽前窯陶芸館を主宰する小崎彩秋さん(88)の米寿記念陶芸展が15日まで、市民活動センター(若草町)で開かれている。独自の技法などで仕上げた力作約160点が並ぶ。
元日本工芸会員で、モナコ国際芸術家協会アンバサド・アンテルナショナル・デザールの名誉会員、A・M・S・Cスペイン本部芸術家会員として、海外の展示会にも出品経験を持つ小崎さん。
「切抜練込」や「はすかっぷ焼」など独自の技法で作った直径40~60センチの大皿や大つぼのほか、コーヒーカップや茶碗などの小物も展示、販売している。
会場を訪れた市内表町の渡辺由紀美さん(65)は「焼いた跡があまり残っておらず、色がきれい」と感心していた。
午前9時~午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。