道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3270人確認し、16人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ127万6914人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の14人(70代男女3人、80代男女6人、90代女性、100歳代女性、年代・性別非公表3人)と函館市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90歳以上)。道内の死者は累計で4224人となった。
道は1681人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内258人のほか、十勝管内208人、石狩管内190人、オホーツク管内150人、釧路管内103人、空知管内95人、渡島管内58人、後志管内55人、上川管内52人、日高管内30人、桧山管内25人、根室管内23人、宗谷管内20人、留萌管内5人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは409人だった。
札幌市は1093人、旭川市は200人、函館市は199人、小樽市は97人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(5人感染)▽函館市の介護保険事業所(28人感染)―など計11件発生した。
13日現在の重症は前日から1人増の9人。入院患者の病床利用数は前日から12床増の926床となり、病床使用率は38・5%に上昇した。