苫小牧市錦岡児童センターは12日、同施設を利用する錦岡小学校の1年生と錦岡保育園の年長児の交流会を開いた。児童と園児はじゃんけん列車や大判かるた取りなどを楽しみながら親睦を深めた。
1年生には上級生になる意識を、年長児には小学生になる期待を持ってもらおうと行っている恒例企画。児童は13人、園児は12人が参加した。
大判かるた取りでは1年生と年長児がペアになって、干支(えと)のかるたに挑戦。「英語でドラゴンの干支は」「チーズが好きな干支の動物は」と読み上げられると、膝立ちや四つんばいなど、指定された姿勢で答えの札を探して取り合った。
この後、代表児童が1年生になって良かったことを発表。「漢字が苦手だったけど書けるようになった」「足し算と引き算が得意になった」と元気に伝えた。園児たちは、練習してきたこま回しと竹馬を披露した。
1年生の宮城島叶真(とうま)君(7)は「竹馬が上手だった。下級生が入ってくるのは楽しみ」、栗田幸輝君(7)は「みんなに優しくできる2年生になりたい」と語った。年長児の飯田小陽(こはる)ちゃん(6)は「みんなが優しくしてくれた。学校に行くのが楽しみ」と笑みを浮かべた。