苫小牧市は14日、苫小牧市民活動センターで、空き家相談会を開いた。市内に空き家を所有する人や関係者など市民8組が来場し、北海道宅地建物取引業協会苫小牧支部と札幌司法書士会から派遣された相談員2人に、空き家の売却や解体、相続などについて相談した。
市市民生活課によると、相談は1組30分。参加者は市内にある空き家の処分や将来空き家になる可能性のある物件に関し、助言を求めていた。
相談会は、不動産取引や相続などの専門相談員との個別相談を通じ、空き家の適切な管理や有効活用を促すのが目的。2019年度から実施している。同課は「今後も相談会を定期的に開催し、問い合わせがあれば専門家を紹介したい」としている。