短い3学期、大切に 苫小牧市内の小中学校で始業式

短い3学期、大切に
苫小牧市内の小中学校で始業式
冬休みの絵日記を披露する児童=16日、苫小牧大成小学校

 苫小牧市内の全小中学校で16日、一斉に3学期の始業式が行われた。児童生徒たちは冬休みの思い出を胸に登校し、クラスメートとの再会を喜んだ。

   大成小学校(五十嵐寛明校長、児童数302人)はこの日、午前9時半ごろから校内放送で実施した。

   五十嵐校長は「3学期は48日間しかない短い学期で冬休み気分から気持ちを切り替え、4月に立てた目標を達成できるように過ごしてほしい」と強調。「立派な上級生になるための準備をしながら、一日一日を大切に」と呼び掛けた。

   その後、1年1組(25人)の教室では、児童が冬休みの思い出を描いた絵日記を1人ずつ前に出て披露。「ディズニーランドに行った」「おばあちゃんの家にお泊まりした」「サンタさんからプレゼントをもらった」などと、元気よくクラスメートに伝えていた。

   日野愛梨さん(6)は「家族と一緒に雪だるまを作ったのが楽しかった。3学期は引き算を頑張りたい」と抱負を述べた。