イチゴ狩りで春先取り スプリングタウン錦翁会

イチゴ狩りで春先取り スプリングタウン錦翁会
地域内の観光農園でイチゴ狩りを楽しむ参加者

 苫小牧市の老人クラブスプリングタウン錦翁会(木幡久志会長)はこのほど、市明徳町の観光農園「大地のトビラ」でイチゴ狩りを行った。会員の交流を目的に初めて試み、参加者は真っ赤に熟したイチゴを味わい、笑顔を交わした。

   同会の会員は明徳町2~4の高齢者。新型コロナウイルス禍で外出の機会が減っていることから、地域内で楽しめるイチゴ狩りを計画した。今月下旬にも実施する予定。

   この日は20人が30分間の食べ放題を楽しんだ。参加者は摘んだイチゴを次々に口に運び、「おいしい!」と大満足。違う品種を食べ比べてみたり、食べた個数を数えながらイチゴを口に運んだり、楽しい時間を満喫。おなかをさすりながら「きょうはもうご飯を食べられないかもね」と笑う人もいた。

   同農園は障害者の就労支援施設で、昨年5月にオープン。運営する合同会社未来のトビラの三村雄平代表社員は「地域の皆さんに活用してもらえる機会を増やしていきたい」と話した。