道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2645人確認し、14人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ128万8619人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の8人(70代男性、80代男性2人、90代男女3人、100歳代女性、年代・性別非公表)と札幌市の4人(70代男性、80代男性、90代男女2人)、旭川市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90歳以上)。道内の死者は累計で4285人となった。
道は1266人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内185人のほか、石狩、十勝両管内各141人、オホーツク管内107人、空知管内102人、釧路管内70人、上川管内69人、渡島管内41人、桧山管内30人、後志管内27人、日高管内26人、宗谷管内20人、留萌管内19人、根室管内8人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは280人だった。
札幌市は830人、函館市は281人、旭川市は172人、小樽市は96人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(1)(10人感染)▽同(2)(7人感染)▽旭川市の医療機関(7人感染)―など計7件発生した。
18日現在の重症は前日と同じの9人。入院患者の病床利用数は前日から30床減の877床となり、病床使用率は36・4%に下降した。