NPO法人北海道遺産協議会(石森秀三会長)はこのほど、北海道遺産の写真をデザインしたラッピングバスを道庁東側前庭でお披露目した。
写真をあしらったのは、北海道中央バス(小樽市)の定期観光バス。74件認定されている北海道遺産のうち、「むかわ竜の化石」(むかわ町)、国宝でもある「中空土偶」(函館市)、「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」(十勝管内上士幌町)など7件に関連した写真を使用した。
お披露目では、石森会長がラッピングバスの趣旨を、北海道中央バスの二階堂恭仁社長がデザインのコンセプトを説明。鈴木直道知事は「まさに走る広告塔。北海道遺産の素晴らしさを多くの方に知っていただき、各地にある遺産を訪れるきっかけになれば」とあいさつした。
ラッピングバスは2月から、全道各地のツアーに使われるという。