道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2190人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ129万809人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(80代女性、90代男女3人、100歳代男性、年代・性別非公表)と函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4292人となった。
道は1067人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内187人のほか、石狩管内120人、十勝管内113人、オホーツク管内77人、空知管内65人、釧路管内60人、上川管内49人、後志管内46人、渡島管内36人、桧山管内19人、留萌管内18人、日高管内14人、宗谷管内13人、根室管内6人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは244人だった。
札幌市は745人、函館市は193人、旭川市は151人、小樽市は34人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の障害者施設(5人感染)▽オホーツク管内の医療機関(5人感染)▽旭川市の住宅型有料老人ホーム(5人感染)―など5件発生した。
19日現在の重症は前日から1人減の8人。入院患者の病床利用数は前日から23床減の854床となり、病床使用率は35・5%に下降した。