東胆振でまとまった雪 苫小牧市内14センチ

東胆振でまとまった雪
苫小牧市内14センチ
幹線道路を除雪する重機=20日午前8時20分ごろ、苫小牧市大町

 低気圧が通過した影響で、東胆振地方は19日夜から20日朝にかけ、各地でまとまった雪が降った。苫小牧市内では20日午前から除雪車が出動し、自宅や事業所の前で雪かきに汗を流す人たちの姿も見られた。

   室蘭地方気象台によると、東胆振の4観測地点の20日午前8時までの24時間降雪量は白老町白老が19センチで、苫小牧市14センチ、むかわ町穂別7センチ、安平町5センチとなっている。

   市内では同日午前2時30分ごろから、除雪車が順次出動。今季4回目の部分除雪で、幌内川から西の地域を中心に幹線道路や生活道路の雪をかき分けた。幅員1・5メートル以上の歩道については、市内全域で除雪車が投入された。

   強い冬型の気圧配置の影響で、同日夜から21日朝にかけても曇り時々雪の予報で、市都市建設部維持課は「状況を見て迅速に対応したい」としている。