苫小牧市立中央図書館はこのほど、プログラミング講座を館内で開いた。市内の小学生と保護者5組11人が参加し、ロボットに音声や動作などを組み込む情報の入力作業などを体験した。
2020年度に小学校教育で必修となったプログラミングに関心を持ってもらおうと、初めて企画した。
参加者は同館職員の指導を受けながら、タブレットと一体型のロボット「こくり」のプログラミングに挑戦。こくりに話をさせたい内容や効果音、表示したい画像の情報をタブレット画面に入力していった。
早口言葉を言わせたり、画像と音声を組み合わせて昔話を朗読させたり、音声を発しながらダンスをするように情報をうまく組み込み、思い通りにロボットを操作した。
拓勇小学校2年の池野斗真君(8)は「入力は難しかったけど、それでしゃべったり音が流れたりしたので楽しかった」と話した。