本番へ向け士気高める 公明党道本部がセミナー

本番へ向け士気高める 公明党道本部がセミナー
「頑張ろう」コールで統一地方選の士気を高めたセミナー=21日、京王プラザホテル札幌

 公明党道本部(稲津久代表)は21日、札幌市内で新春政経セミナー(政治資金パーティー)を開き、4月の統一地方選勝利へ向けて士気を高めた。

   稲津代表は「いよいよ統一地方選。わが党も道内では議員の4分の3が改選期を迎える決戦の年になる」と説明し、道議選8人、札幌市議選10人の候補予定者をステージで紹介した。

   来賓として出席した自民党道連代表代行の高橋はるみ参院議員は「統一地方選は前半と後半があるが、自民党としても公明党と今まで以上に連携を強くしながら、戦い抜く覚悟」とあいさつ。鈴木直道知事、秋元克広札幌市長らも公明党にエールを送った。

   党本部の石井啓一幹事長も来道して講演。石井氏は20日に岸田文雄首相が新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「2類相当」から「5類」に今春に引き下げる考えを表明したことに言及。「5類に引き下げて、すぐに財政支援をなくすと、かえって医療逼迫(ひっぱく)を生じることにつながる」と指摘。「順次、縮小していくことを提言していきたい」との姿勢を示した。

   最後に統一地方選へ向け、全員で「頑張ろう」コールを行って勝利を誓った。