北海道開発局は、ダムやトンネルなど公共施設の見学ツアーを企画する旅行会社、団体を募集している。同局が管理する53施設を公開し、職員がインフラの役割や重要性をツアー参加者に解説する。申し込みの締め切りは26日。
公開するのは▽夕張シューパロダム(夕張市)▽豊平峡ダム(札幌市)▽樽前山砂防施設(苫小牧市)▽二風谷ダム(平取町)▽国道336号黄金道路(十勝管内広尾町)―など。通常は一般公開していない施設も見学できるようにする。
ダムなど公共施設を観光資源にする「インフラツーリズム」は近年人気。同局は見学ツアーを企画する旅行会社、団体の募集を2013年度から始め、今年度は15回のツアーに計243人が参加した。同局の瀬能博之開発企画官は「一昨年は樽前山砂防施設を回る企画もあり、盛況だった。観光・地域振興につながれば」と話す。
応募方法は道開発局のホームページ。問い合わせは同局開発連携推進課 電話011(709)2311。