「初釜」3年ぶり 茶味わう 表千家同門会道南支部

「初釜」3年ぶり 茶味わう
表千家同門会道南支部
茶を楽しんだ表千家同門会道南支部の初釜

 表千家同門会道南支部(支部長・岩倉博文苫小牧市長)は22日、苫小牧市内のホテルで今年最初の茶会「初釜(はつがま)」を行った。同支部の会員や来賓約70人が出席して、和室と立礼(りゅうれい)席を設け、薄茶を味わった。

   同支部の初釜は、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、3年ぶりの開催となった。毎年、濃茶と薄茶を飲んでいたが、濃茶は参加者が回し飲みをするため、今年は行わず、薄茶を提供する形を取った。

   和室では、参加者が同支部の会員から掛け軸や茶器について説明を受けた後、ゆったりと茶を味わい、会場内に落ち着いた雰囲気が広がった。

   同支部は現在、胆振や日高、千歳など約100人の会員で構成する。内山ひろ子副支部長は「コロナで初釜ができなかったので、開催できてほっとしている」と話した。