全国高校総体の第72回全国高校アイスホッケー競技選手権大会が21~24日、釧路市内で開かれた。前回覇者の駒大苫小牧は釧路アイスアリーナで行われた決勝で武修館を2―0で下し2年連続33度目の栄冠。プレッシャーをはねのけ、強豪を好守でかわした駒大苫の勝負強さが際立った。
駒大苫は3回戦で日光明峰、準決勝で白樺学園と道内外の強豪校に相次ぎ競り勝つと、2大会連続の同カードとなった決勝では第3ピリオドにFW寺内理雲(2年)=日光東中出=、DF千﨑龍星(3年)=苫小牧明倫中出=が得点し、勝利をたぐり寄せた。
2011、12年大会以来の連覇達成に石田聖弥主将(3年)=苫小牧東中出=は「連覇を目指して1年間頑張ってきた。とてもうれしい」と喜びを爆発させた。