荒天の影響で、JRやフェリー、空港のダイヤに乱れが出ている。
急速に発達した低気圧に伴う降雪のためJR北海道は25日、JR室蘭線苫小牧―岩見沢間の運転を始発から終日見合わせ、午前10時50分時点で同線や函館線など9路線で特急列車を含む287本を運休または部分運休とした。24日も函館線や千歳線などで103本を運休し、約2万2000人に影響した。
苫小牧港発着のフェリーは、新日本海フェリーが24日に同港発の敦賀、秋田・新潟両航路の2便を欠航。25日の同港発敦賀便は4時間の到着遅れを見込む。太平洋フェリーは24日夜の仙台発苫小牧行き1便が最大20分ほど遅れる見通し。
北海道エアポートによると、新千歳空港も主に東北、北陸方面の悪天候の影響で、24日は24便が欠航。25日も午前10時現在、青森線、新潟線など68便が欠航または欠航の見通し。