道選挙管理委員会は26日、今春の統一地方選実施本部(石塚正寛本部長)を道庁4階に設置した。統一地方選は前半戦と後半戦に分かれる。前半戦は知事選、道議選、札幌市長選、札幌市議選で4月9日が投開票。後半戦は函館、千歳、室蘭など11の市長選、35の町村長選、126の市町村議選で4月23日に投開票される。
道選管の実施本部は、政見放送、投票用紙、啓発、選挙公報、公費負担など11班で構成し、計58人の職員が業務に当たる。
同日は、石塚本部長が「一人でも多くの有権者に足を運んでもらえるように。期日前投票にも力を注ぎ、SNS(インターネット交流サイト)も活用し若者層にも投票を呼び掛けてほしい」とスタッフに訓示した。
知事選の前回(2019年4月)の投票率は58・34%。11年以降、3回連続で60%を下回り、長期低落傾向が続いている。