道内1367人感染 胆振は82人 新型コロナ

道内1367人感染 胆振は82人 新型コロナ

 道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1367人確認し、10人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を10日連続で下回った。道内の感染者は延べ130万3611人となった。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の7人(70代男女3人、90代女性、年代・性別非公表3人)と札幌市の2人(70代男性、80代女性)、旭川市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で4371人となった。

   道は743人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内82人のほか、十勝管内110人、石狩管内89人、釧路管内66人、オホーツク管内65人、空知管内56人、後志管内35人、上川管内28人、宗谷管内27人、渡島管内19人、日高管内12人、留萌管内10人、桧山管内3人、根室管内2人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは139人だった。

   札幌市は438人、旭川市と函館市は各77人、小樽市は32人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の障がい者施設(6人感染)▽同管内の高齢者施設(1)(10人感染)▽同(2)(12人感染)―など計10件発生した。

   27日現在の重症は前日と同じ6人。入院患者の病床利用数は前日から35床減の684床となり、病床使用率は28・4%に下降した。