日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)がまとめた昨年12月の利用実績によると、北海道発着路線の旅客数は前年同月と比べて約1・2~1・3倍だった。
JALは前年同月比18・9%増の53万3938人で、14カ月連続で前年実績を上回った。新千歳空港発着路線は同17・8%増の37万2688人で、うち羽田線は同19・7%増の23万9137人だった。
ANAも14カ月連続のプラスで、同30・3%増の57万7826人。新千歳空港発着は同31・7%増の48万5336人で、うち羽田線は同23・5%増の25万8915人だった。
AIRDOは15カ月連続のプラスで、旅客数は同30・1%増の20万7682人。主な内訳は、新千歳―羽田線が同35・2%増の11万536人、旭川―羽田線が同22・6%増の1万9512人など。
3社のいずれも新型コロナウイルス流行前と比べ、旅客数は落ち込んでいるが、回復傾向が続いている。