道と札幌市などは30日、新型コロナウイルスの感染者を新たに482人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者は7日ぶりに1000人を割り、前週の同じ曜日を13日連続で下回った。道内の感染者は延べ130万6484人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の4人(90代男女3人、年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4393人となった。
道は206人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振4人のほか、オホーツク19人、石狩18人、十勝、後志各10人、釧路7人、空知6人、上川4人、留萌、桧山、渡島、日高各1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは124人だった。
札幌市は207人、函館市は35人、旭川市は22人、小樽市は12人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設(6人感染)と障害者施設(5人感染)など計3件発生した。
30日現在の重症は前日と同じの7人。入院患者の病床利用数は前日から10床減の642床となり、病床使用率は26・7%に下降した。