中学が高校入試願書提出失念 道教委は出願者数訂正

中学が高校入試願書提出失念
道教委は出願者数訂正

 道教育委員会は1月31日、今春の公立高校入試の出願者数を訂正した。旭川商業高校国際ビジネス科への郵送による出願漏れが判明したため。道教委と同高校は「出願者に非はない」として締め切り後の出願を認めた。訂正後の出願者数は全日制が2万9481人(うち推薦6635人、連携型130人)、全日制・定時制の合計は3万433人。

   高校から入学願書受付票が届かなかったことから、出願者の中学生が高校に問い合わせ、判明した。道教委によると、中学校は願書のチェックを複数人で行ったが、郵送分は中学の進路指導担当教諭が1人で行っていた。教諭は発送時、願書を保管していた棚から取り出す際に見落としたという。中学の校長と教頭が30日、保護者らに謝罪した。