蒼建軌道工業事業を停止 東京商工リサーチ苫支店

蒼建軌道工業事業を停止
東京商工リサーチ苫支店

 東京商工リサーチ苫小牧支店によると、苫小牧市東開町の蒼建軌道工業(櫻庭英師社長)が1月31日付で事業を停止し、破産申請の準備に入った。負債総額は2022年3月期末時点で1億100万円。

   同社は07年に創業し、鉄道軌道の新設や保守などを手掛けてきた。JR北海道のグループ企業の専業下請けとして、14年3月期のピーク時の売上高は2億円超。しかし受注減で19年3月期には売上高が1億4200万円まで減少し、債務超過に陥っていた。