道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1367人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を16日連続で下回った。道内の感染者は延べ131万1087人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(70代男性、80代女性、100歳代女性)と旭川市の1人(80代男性)、小樽市の1人(性別非公表の90歳以上)。道内の死者は累計で4417人となった。
道は692人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振75人のほか、オホーツク103人、十勝85人、石狩69人、空知60人、釧路46人、渡島31人、上川30人、後志25人、宗谷19人、日高9人、桧山5人、留萌、根室各2人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは131人だった。
札幌市は439人、函館市は114人、旭川市は102人、小樽市は20人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は日高管内の医療機関など計4件発生した。
2日現在の重症は前日と同じ5人。入院患者の病床利用数は前日から56床減の503床となり、病床使用率は20・7%に下降した。