あふれる笑顔 とまこまいスケートまつり初日

あふれる笑顔
とまこまいスケートまつり初日
滑り台を楽しむ子どもら=4日午前10時40分ごろ、苫小牧市若草町の中央公園

 4日、苫小牧市若草町の中央公園をメイン会場に開幕した第57回とまこまいスケートまつり(実行委員会主催)。3年ぶりの開催とあって初日は午前中から、大勢の家族連れらでにぎわいを見せている。

   午前10時に開場すると、陸上自衛隊第7師団が雪と氷で作った高さ4メートル、幅17メートルの巨大滑り台「ちびっこすべり台」にはすぐに順番待ちの列ができ、子どもたちの歓声が響いた。

   市内三光町の新田明日葉さん(11)は「スピードが出て面白いので何回も遊びたい」と笑顔。ドラム缶を焼き台に、野外ジンギスカンを楽しむ「しばれ焼き」のコーナーも盛況で、母親の映子さん(44)は「家族で楽しみたい」とほほ笑んだ。

   協賛店は35店が並び、名物のカレーラーメンや肉まん、フランクフルトなどを販売し、市民らが舌鼓を打っていた。

   特設ステージでは、陸上自衛隊第7音楽隊による演奏や仮面ライダーショーなど多彩なプログラムが会場を盛り上げている。

   最終日の5日は午前10時~午後6時。新型コロナウイルス感染拡大防止へ、出入り口は4カ所に絞り、来場者に検温や手指消毒の徹底を求めている。