北海道運輸局は15日午後1時30分から、札幌国際ビル(札幌市中央区北4西4)で「地域公共交通シンポジウムin北海道~地域が考える公共交通~」を開く。オンライン参加もできる。
広域の北海道では過疎化の進展や運転者不足、長引く新型コロナウイルス感染症の影響で輸送需要が減少し、公共交通の存続が危ぶまれている。
北大公共政策大学院の岸邦宏教授が「北海道の公共交通をより良くするために」をテーマに基調講演。四国旅客鉄道の長戸正二専務取締役が「徳島県南部地域における共同経営~バス事業者と鉄道事業者による並行モード連携モデル~」と題して先駆的取り組みを紹介する。桧山管内江差町、石狩市、岩見沢市からも事例発表があり、全員でパネルディスカッションを行う。
定員は会場80人、オンライン300人。参加無料で、事前申し込みが必要。締め切りは10日。詳細は道運輸局のホームページ。