福求め 豆まき歓声 樽前山神社で節分祭

福求め 豆まき歓声 樽前山神社で節分祭
福を求めて壇上からまかれた豆や菓子に手を伸ばす参加者

 苫小牧市高丘の樽前山神社(永井承邦宮司)で3日、節分祭「福豆撒(ま)き」の神事が行われた。

   岩倉博文市長と永井宮司が鬼を追い払う「鳴弦の儀」で「清めの矢」を放った後、豆まきがスタート。「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせ、かみしも姿の年男や年女、トラ柄のパンツを履いた市の公式キャラクターとまチョップらが壇上から豆や菓子を放り投げた。福を求めて駆け付けた市民らはそれらをキャッチしようと歓声を上げながら両手を伸ばしたり、袋を広げたりしていた。

   保育園の豆まき行事を終えて参加したという末広町の森谷結心(ゆの)ちゃん(4)は「とまチョップからお菓子をもらえてうれしかった。来年も来たい」と満足そう。東開町の祖母恵子さん(53)は「去年より人も多く、活気があった。みんなの健康を祈った」と話していた。