野鳥やナキウサギの表情見て 新明町の館山さん 公園湯で写真展

野鳥やナキウサギの表情見て 新明町の館山さん 公園湯で写真展
展示されている動物の写真と館山さん

 苫小牧市新明町の会社員館山純一さん(68)の写真展が29日まで、市泉町の公園湯で開かれている。道内で撮影した野鳥とナキウサギの写真17点が並ぶ。

   館山さんは写真が好きで、50歳の時から野鳥を中心に野生動物を撮影している。公園湯での作品展は、自身が同店の常連客で、顔なじみの郷路正明店主に誘われて10年ほど前に始めた。春と秋の年2回開いている。

   今回は5~9月に撮影した新作を出品。木に止まって休憩する3羽のアオバズク、飛び立つ瞬間を捉えた躍動感あふれるハヤブサ、岩を登るナキウサギなど、動物のさまざまな表情を伝えている。

   撮影場所は市高丘の北大苫小牧研究林や市末広町の出光カルチャーパーク(市民文化公園)、十勝管内鹿追町の然別湖など多様で、館山さんは「自然の中で生きている動物たちの写真を見て、癒やされてほしい」と話していた。

   定休日の月、火曜日を除き、午後2~9時に鑑賞できる。