ごみ拾いの量競う「ゼロゴミッション」実施 13チーム参加 苫小牧市

ごみ拾いの量競う「ゼロゴミッション」実施 13チーム参加 苫小牧市
ごみを拾い集める参加者

 苫小牧市は22日、家族や職場、町内会などのチームで拾い集めたごみの量を競う大会「ゼロゴミッション」を錦西町の北洋大学周辺で行い、13チーム総勢52人が参加した。脱炭素や環境問題を考える市のキャンペーン「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」の一環で、2020年度以来3年ぶりに開催した。

   各チームは1時間の制限時間内に錦西町や北星町、錦岡のエリアを軍手や火ばさみを手に歩き、道路沿いや公園、草むらなどに落ちたごみを見つけていった。布団など31・9キロを拾ったチームが1位に輝き、参加チーム全体で74キロものごみを回収した。参加者からは「普段はマイナスイメージのごみなのに、見つけるとうれしくて面白かった」などの声が上がっていた。

   市ゼロごみ推進課の安友哲志課長は「皆さん、楽しそうだった。まちの環境美化を考えるきっかけにできたら」と願った。同大会は24年度も実施する予定。