道の部長級人事 13人中9人交代し刷新 総合政策 北村氏、保健福祉 古岡氏、経済 水口氏に 来月1日発令

古岡昇氏

 鈴木直道知事は18日、4月1日付の部長級(部長相当職含む)人事を固め、道議会関係者に伝えた。副知事に就任予定の三橋剛総合政策部長(58)の後任には、北村英則教育部長兼教育職員監(58)を起用。北村氏は地域振興監も兼務する。また、保健福祉部長兼感染症対策監には古岡昇総務部危機管理監(57)、千歳市に進出したラピダス(東京)を担当する経済部長には水口伸生総合政策部次世代社会戦略監(56)をそれぞれ抜てきする。

   本庁の部長級では13人中9人が交代。大幅に顔触れを刷新する。

   水産林務部長には、岡嶋秀典根室振興局長(57)を起用。会計管理者兼出納局長に辻井宏文企業局長(58)、道議会事務局長に谷内浩史総務部職員監(57)、人事委員会事務局長に仲野克彦経済部食産業振興監(58)を充てる。また、経済部観光振興監を務めていた槇信彦氏(57)は監査委員事務局長に異動。教育部長兼教育職員監には菅原裕之総合政策部地域振興監(58)を起用する。

   部長相当職人事では、新年度の組織機構改正で、4人の「推進監」ポストを新たに設置。総務部イノベーション推進監には天野紀幸総合政策部政策局長(54)、総合政策部グローバル戦略推進監には工藤公仁留萌振興局長(56)、農政部食の安全・みどりの農業推進監には山口和海農政部次長(58)、水産林務部森と海の未来づくり推進監には生田泰日高振興局長(58)をそれぞれ登用する。槇氏の後任となる経済部観光振興監には小田桐俊宏経済部次長兼誘客担当局長(43)を充てる。また、辻井氏の後任の企業局長には松田尚子企業局次長(58)を昇格させる。

   総合振興局長・振興局長人事では、14人中、半数の7人を入れ替える。日高振興局長には高見芳彦環境生活部スポーツ局長(56)を昇格させ、関俊一胆振総合振興局長(56)は留任する。

   出先機関の部長相当職人事では、札幌道税事務所長に塚田みゆき環境生活部文化局長(57)を起用。札幌医科大学事務局長(派遣)に佐賀井祐一保健福祉部感染症対策監(57)、道総研建築研究本部長兼任北方建築総合研究所長(派遣)には高橋信二建設部住宅局長(57)を充てる。