北海道エアポート(HAP)がまとめた2月の新千歳空港の航空概況によると、旅客数は前年同月比14・5%増の192万5915人だった。内訳は、国内線が8・6%増の156万3985人、国際線が50・2%増の36万1930人で、コロナ禍の影響から回復が続いている。
国内線は28カ月連続で前年実績を上回った。路線別の主な内訳は、羽田線が7・1%増の74万6288人、伊丹線が9・8%増の9万7435人、関西線が0・9%減の11万6212人。
コロナ禍前の指標となる2019年2月と比べても0・1%増。コロナ感染拡大の影響が出た20年2月以降、月別でコロナ禍前の実績を上回ったのは、23年10月以来2回目。
国際線の発着便は、主に韓国、台湾、中国、香港、タイの直行便やチャーター便など、前年同月比43・1%増の1484便。旅客数はコロナ前の19年2月対比で13・0%減だった。